金利 interest on money 2004 1 29

 先生が、学校で授業をする時に、
授業のレベルを、どこに合わせるか。
一般的には、学力の中位レベルに合わせて、授業を進めるでしょう。
 しかし、時には、クラスの学力低下が目立つ時は、
下位レベルに合わせて、授業を進めることも、あり得るでしょう。
 しかし、これは、緊急の対策であって、
何年も続けるものではない。
こんなことを、何年も続けていると、
学力が上位レベルや中位レベルの生徒が、やる気をなくしていきます。

1月17日の日経新聞の「大機小機」には、このような記事があります。

「景気は、民間企業主導で、順調に回復している。」

「だが、企業が、いくら頑張っても、
個人消費が動かなければ、景気は長続きしない。」

「『企業景気』だけで終わらせないために、
一刻も早く、消費に点火させる必要がある。」

「景気回復が始まって2年。
いまだに消費が動き出さない最大の原因は、家計の収入が減少しているためである。」

「国民経済計算年報によると、
過去5年間に、ゼロ金利で、家計の利子収入が、11兆円、
リストラで、雇用者報酬が、17兆円、それぞれ減少した。」

「収入が減る中で、貯蓄を削って、やりくり算段しているのが現状だ。」

「異常なゼロ金利をやめることだ。」

「企業業績が急回復し、銀行の不良債権処理が峠を越えた今、
もはや、ゼロ金利を続ける大義名分はない。」

「金利を、1%引き上げれば、家計の利子収入が、10兆円増える。」

「これだけで、個人消費を3.5%、GDPを2%拡大する需要効果が期待できる。」







































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